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小林啓倫

小林 啓倫
東京都内のコンサルティングファームで働くシロクマ。吉祥寺近辺に出没中。

家探しをするときに使えるWEBサイトを求めて、日本国内から海外のサイトまで、様々なサービスを探って行きます。

本人は18歳の時に親元を離れ、以来国内で6回・海外で1回の引越しを経験しました。現在は家族(妻1・娘1)と一緒に、賃貸マンションに生息しています。

スマッチブログと共に、POLAR BEAR BLOG(個人ブログ)、シロクマ日報(ITmedia オルタナティブ・ブログ)という2つのブログも更新中です。また有志と共に、社内ブログ/SNS研究会を運営しています。


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Twitter で大家さんとコミュニケーション?

これも若干家ネタではないのですが……ただし将来的には実現するかもしれないアイデアということで。オランダでオープン準備をしているあるホテルが、最近流行のウェブサービスを利用したサービスを計画しているそうです:

Twitter the concierge at playful new hotel (Springwise)

このホテルは、オランダ・マーストリヒトに9月にオープンする予定の"Townhouse Hotel Maastricht"。これまでも「一般人から購入した家具類を部屋の調度品に使う」などというユニークな方針を打ち出しているのですが、今回明らかになったアイデアは「フロントデスクが Twitter で呼び出せる」というもの。最近、イランで起きた反政府活動による混乱でも話題になった Twitter ですが、文字通りホテルと宿泊客を結ぶコミュニケーション・ツールとして役立てようという発想です。

気になるアカウントは@townhousehotels。こちらは既にオープンしていて、ホームページが開設されたことなどを告知しています。ホテルのオープン後には、こちらに「朝食持ってきてー」などとつぶやくと部屋まで持ってきてくれる、というわけですね(ただしルームサービスは提供していないとのこと)。

以前から「マンションSNS」という発想が登場していることをご紹介していますが、こちらも同じイメージで、「マンションの管理人と Twitter でつながれるマンション」なんてのがそのうち登場するかもしれません。またSNS、ミニブログに続くウェブサービスが集合住宅内のコミュニケーションに役立てられる、という例も出てくるのでしょうね。

壁の記憶

今日はガラリと雰囲気を変えて。ちょっと切なくなる写真のご紹介です。

The house that used to be there (Swissmiss)

どこで撮られたものなのか、まったく情報がない写真なのですが……恐らく欧米のどこかの街で、工事現場を撮影したものです:



いかがでしょうか。隣家の壁にはっきりと残された、いままでそこにあった家の名残。そこに住んでいた人であれば、はっきりと在りし日の姿を思い浮かべることができるでしょう。「昔住んでた家を訪ねてみたら、その家は無くなっていた」という経験をされたことがある方なら、思わず切なくなってしまうと思います。

驚いたことに、画像共有サイトの Flickr 上で、同じような写真を集めたグループが登録されています:

The Unconscious Art Of Demolition (Flickr)

グループ名は、「破壊によってもたらされた、無意識のアート作品」といったところ。こんな写真もっと見たい!という方は少ないと思いますが、興味のある方はアクセスしてみて下さい。

マイナス思考なお部屋選び

集合住宅ではなくホテルの話なのですが、逆転の発想として面白いかも。米サンディエゴにある Rancho Bernardo Inn というホテルが、ユニークな料金設定を行っているそうです:

Room at Rancho Bernardo Inn for $19 (bed not included) (Springwise)



こちらがホテル内部の写真。なかなか豪華な部屋も用意されているようです。ちなみにこのホテルがあるのはこんな場所:



で、どんな料金設定をしているのか。通常の場合であれば、「ベッドがダブルベッド」「テラスがついている」のように、「どんな良い点があるか」で値段が決まりますよね。ところがこのホテルでは、「〜が無い」という基準で変ることになります。例えば、

* $219 Deluxe accommodations with breakfast (デラックスルーム、朝食付き)
* $199 without breakfast (朝食なし)
* $179 without honor bar (バーなし)
* $159 without A/C or heat (空調もしくは暖房なし)
* $139 without pillows (枕なし)
* $109 without sheets (シートなし)
* $89 without lights (ライトなし)
* $59 without linens (リネンなし)
* $39 without toiletries (トイレなし)
* $19 without bed (ベッドなし)

と、「何がついていないか」で決まるようになっています。しかもこの条件設定の細かさ。流石に「ベッドまでついていない」というのは何ですが、とにかくこのホテルに泊まりたい!という人はたったの19ドルでOKな訳ですね。

まあ、「何があるか」「何がないか」も結果的には同じ話なのですが、こんな「マイナス思考」も目先が変って面白いかもしれません。住宅検索サイトでも「風呂なし」「エレベーターなし」「近所にコンビニなし」など、〜がないという条件で検索できたら……ちょっと寂しい気分になってしまうかなぁ。

我が家にピッタリの本棚を、1cm刻みでオーダーできるサービス

これは便利そうなサービスです。我が家も最近本棚を買ったのですが(主に僕が買い続ける本が溢れてしまっているため)、なかなか部屋のサイズに合う本棚ってないですよね。「ココにコレくらいのサイズの本棚があったらピッタリだったのに……」というような悩みを解決してくれる、その名も「本棚屋」さんです:

無垢材でできた本棚や収納棚を1cm刻みでサイズオーダーできる「本棚屋」

幅と高さは1cm刻み、奥行きは5cm刻みで自由なサイズを指定できる、オーダー本棚のお店。そう言われてみれば本棚って、お店に並んでいるものを言われた通りに買ってくる、ということがほとんどでした。こちらからサイズを指定できる、なんてサービスがあっても良いですよね。

例えばこんな感じ:



そうそう、幅もさることながら、高さがピッタリの本棚ってなかなかありませんよね。ベッドの傍に低層の本棚、便利そうです。友達が家に来たときに、思わず「ウチの本棚さー、ちょっと良いんだよ」と自慢したくなってしまうかも。

オープンキッチンだと、子どもがお手伝いしてくれる?

お子さんをお持ちの家庭なら、しつけはどうしようかと悩むものでしょう。最近は「頭の良い子どもが育つ家」なんて話もあったりして、やっぱり子育て環境は大切だなと感じている方も多いと思うのですが……新しく、こんな気になる調査結果が出ています:

オープンキッチンは子育てに向く、旭化成ホームズなどが調査 (ケンプラッツ)

なんでもオープンキッチンだと手元が見えるため、親が何をしているのか分かるようになり、お手伝いをしてくれる確率が高まるのだとか。調査全体の背景などについては、旭化成ホームズから出ている以下のリリースをご参照下さい:

首都大学東京と住生活総合研究所 共働き家族研究所の産学協同研究に基づく「家族の生活時間 〜そのバランスとリズム〜 」調査結果について(※PDFファイルです)

うーん、ケチをつける訳ではないのですが……この報道、ちょっと相関関係と因果関係を取り違えているように思います。記事を読む限り、調査で明らかになったのは「オープンキッチンの家の子どもの方が、お手伝いをしている割合が高い」ということ。相関(ある現象と別の現象が同時に起きること)は証明されているかもしれませんが、因果(ある現象が別の現象の引き金となっていること)は証明されていません。もしかしたら、「家がオープンキッチンである」ということと、「子どもがお手伝いをする」ということは、別の要因が同時に引き起こした結果かもしれないわけですね(例えば世帯収入の高さとか)。

また調査団の中に旭化成ホームズが含まれているというのも気になります。穿った見方ですが、「リフォーム需要を刺激したい」という意図があってこのような結果を発表したのかもしれません。少なくともそのような疑念を挟む余地がないほど、はっきりとした因果関係を証明する必要があるでしょう。

ちなみにウチはオープンキッチンではありませんが、娘は(今のところ)お手伝いをしていてくれます。どちらかというよりも、「クローズ系でもお手伝いをする子が育っている要因」を探って欲しかったのですが。そこまで調べれば、「お手伝いをする子ども」にはオープンキッチンが不可欠なのかどうか分かりますよね。

段ボール版「デザイナーズ家具」

段ボールで家具を、という話はこれまでも登場していましたが、単に「段ボールで作られた」ということで満足するのではなく、ちゃんとデザインされたものを作ろうという方が現れたとのこと。バンクーバーからのニュースです:

仏女性アーティストが手がけるポップなダンボール家具、バンクーバーで人気に (バンクーバー経済新聞)

“バンクーバー在住のフランス人アーティストSarah Mouchot さんが製作するダンボール製の家具が、ポップなデザインと意外性・実用性で人気を集めている。 

 Sarahさんの作る家具はすべてリサイクルのダンボール製だが、大人用のアームチェアは少なくとも300パウンドの重さに耐えられる。テーブル、テレビユニットなどすべての家具の表面は防水加工を施し、コップの水をこぼしたり、バスルームに置いても問題はない。”


とのこと。300ポンドといえば約136キロですから、たいていの人なら大丈夫ですね。しかも防水とあれば、実用面では何の不安もなさそうです。

しかしこの段ボール家具の特徴は、何と言ってもデザイン。ということで、公式サイトを覗いてみましょう:

Bibi-Carton

サンプルとして掲載されている家具の中には、こんな風に段ボール家具であることが一目で分かるものや:



一転して、一目では段ボール製だと分からないもの:



さらに何だか分からないものまで:



これは段ボール製だからとか、環境に優しいからといった理由抜きで、お店を見にいってしまいたくなるデザインですね。とはいえ、流石にバンクーバーまで出かけるわけにはいきませんから、是非とも日本に支店を出して欲しいところです。渋谷や表参道あたりにあっても違和感ないかも?

紙バッグの中のモデルルーム

家やマンションを買う、となると欠かせないのがモデルルーム回り。この週末で気になる物件を見てくる、という方も多いのではないでしょうか。モデルルームといえば、当然ながら本物そっくりに作られた家や部屋なわけですが……こんなバージョンはどうでしょうか:

Index Living Mall: Model Room Bags (Ad of da month)

タイの家具店が行った、ある広告について。その名も「モデルルーム・バッグ」と名付けられています。あれこれ説明するよりも、百聞は一見にしかずでしょう:



分かりますか?これはちょうど、買い物するとお店でもらえる手提げつき紙袋を上から覗いたところ。なんだかいろいろな家具(を描いた紙)が見えますね。実はこれ、紙袋の表面に描かれた家具をグイッと押し込むと、中で立ち上がってちょうど部屋のように見える……という仕掛けです。紙袋の内側が部屋に見立てられているわけですね。

これは家具店の広告ですが、不動産の広告に使っても面白いかもしれません。ペーパークラフト式で、組み立てると本物ソックリのミニチュアが完成。見ているうちに本物の部屋に住みたくなってくる、なんて広告はいかがでしょうか?

イスでできた椅子

椅子です。イスでできてます。と言われても何が何のことやらという感じですが、とにかく「イス」でできた椅子のお話です:



Chair (swissmiss)






一見、何の変哲もない椅子に見えます。ちょっとカクカクしていますが、シンプルで美しいと言えなくもありません。この椅子が実は……






……ご覧のように、"CHAIR"というアルファベットが組み合わさって完成するという仕組み。残念ながら売りものではなく、アメリカ人の現代アート作家、Joseph Kosuth さんの作品です。




とうことで通販で入手、というわけにはいかないのですが、ペーパークラフトであれば簡単にできるかもしれません(段ボールで作れば、ぬいぐるみぐらいは座れるかも?)。また「アルファベットでペーパークラフト」という点に興味が惹かれた方は、こちらの本などが面白いかもしれませんよ:








買ってきてウチで作ってみたのですが、4歳の娘に大好評でした。